日本の法律とネットカジノの関係

捕まれない警察

警察はネットカジノをどのように考えているのか

ネットカジノは、日本人が利用できるギャンブルの中でも、かなり特殊なものです。なぜなら、政府が認可している国営ギャンブルではないからです。
国営ギャンブルとは、パチンコやスロット、競馬、競輪、競艇、宝くじなどです。これらの国営ギャンブル以外に賭博法という法律に違反しない賭け事はありません。
どんなに些細な賭けであれ、それは賭博法に反してしまいます。例えば、「100mを走って先にゴールしたほうが、負けたほうから100円もらう」というゲームをしたとしても、それは賭博法違反になってしまうのです。
そのように考えると、ネットカジノももちろん賭博法違反に該当する行為になります。
しかし、今のところ警察は、牽制をするアクションを行っていますが、積極的に動こうとはしていません。
その理由は、ネットカジノのサーバーが海外にあるところに起因しています。
ネットカジノは、ネットカジノ認可している国のサーバーで管理されています。ということは、サイト上の住所がその国になるので、日本の法律が当てはまらないのです。つまり、ネットカジノそれ自体を。警察は取り締まることができません。取り締まることができるとしたら、日本国内でプレイしているプレイヤー側を賭博法違反の罪で逮捕するというやり方です。
しかし、それにしても日本人が海外旅行に行ってラスベガスのカジノでお金をかけてギャンブルをするのと一緒で、日本人が海外のサーバーを使ってギャンブルをしたとしても、そのギャンブル自体は海外で行われているという形になるので、罪を問うのは難しいです。
「捕まえたいけど、法律のせいで捕まえられない」という矛盾を抱えて、警察はかなりネットカジノに対して苛立ちを感じているのではないでしょうか。

カジノカフェ

カジノカフェ(インカジ)で起きた摘発事件からの考察

2006年にカジノカフェが一斉に摘発される時期がありました。カジノカフェとは、インターネットカフェの形態をとって運営している一種の賭場です。設置してあるパソコンは全てネットカジノとつながっており、利用客は1ポイント100円でポイントを購入し、そのポイントをネットカジノの中で使用してギャンブルを行います。この形態で運営していたインターネットカフェは2006年、次々と摘発され、経営者たちが逮捕されていきました。
その理由は、お金の動きが国内で起こっていたからだといわれています。個人で楽しむネットカジノであれば、海外の決済会社を通じてお金のやり取りがありますが、この場合は、お店の内部で客と店員がポイントと現金の換金をしていました。そのため摘発につながったのではないかといわれています。